電子看板と言われているデジタルサイネージのパネルに、LEDビジョンを採用するケースが増えています。LEDビジョンとは、3色の発光ダイオードで構成された画面パネルです。赤・青・緑で構成されている発光ダイオードは、3つで1組のユニットとして製造されています。これらをタイル状に組合わせることで、鮮明で解像度の高い映像を映し出すことが出来るのです。

LEDビジョンの設置は、屋外・屋内を問うことはありません。すでにスタジアムや体育館などの大型競技場などで導入されており、空間演出やアート演出としての活用も行われています。設置前には、現場調査や法的規制の確認、使用する機器の仕様書作成などが必要となるものです。こうした手続きは、設置会社に依頼することも出来ます。

LEDビジョンの効果は、広告や宣伝の分野が最もわかりやすく実感出来るでしょう。現在はデジタルサイネージによる店内ジャックを演出することや、駅や公共施設でビジョンをインフォメーション兼広告として活用する例が見られます。LEDビジョンの画面パネルは、組合わせが自由です。店内中を画面で覆い、コンテンツやモチーフを一括配信すればカラフルで刺激的な店内を演出することが出来ます。

従来のデジタルサイネージを改良し、天気や気温といった情報と常にリンクした状態で配信すれば、リアルタイムで必要な情報を配信することも可能です。レイアウトやサイズを選ばない映像パネルは、これからも需要が伸びるでしょう。