LEDビジョンの価格が変動する要因とは?
LEDビジョンを選ぶ上で価格は非常に重要な要素となりますが、LEDビジョンの価格は種類や大きさ、ピッチサイズなどの要因で変動します。LEDビジョンは大きく屋内用と屋外用の2種類に分けられますが、屋外用は防水・防塵仕様になっているとともに、屋内用と比べて高い輝度も求められるため、同じグレードのものであれば屋内用よりも高くなるのが一般的です。また、LEDビジョンはパネル化したLED素子を組み合わせて構築されているのですが、ディスプレイが大型化するほど使われるLED素子の数が増えます。そのため、一般的にはサイズが大きくなるほど価格も上昇します。
なお、大まかな価格は「1㎡あたりの単価×ディスプレイサイズ」で求めることが可能です。1㎡あたりの単価は設置業者ごとに異なるので、事前に問い合わせてみると良いでしょう。ピッチサイズとは、パネルに敷き詰められたLED素子同士の間隔のことです。ピッチサイズが小さいほど鮮明な映像表現が可能となりますが、同じディスプレイサイズであればピッチサイズが小さいほど使用するLED素子の数が増えるので価格は高くなります。
一方で、ピッチサイズが大きくなると映像表現が粗くなりますが、視認者との距離が大きい場合はピッチサイズをある程度まで大きくしても見え方に大きな影響は出ません。そのため、視認者との距離に応じて適切なピッチサイズを選ぶことが大切ですが、適切なピッチサイズは「視認者との距離÷1.16」で求めることができます。その他にも、一般的な長方形ではなく円形やカーブ状など特殊な形状にする場合や、ディスプレイの向こう側を見通せる透過型や強化ガラスで覆われた床置き型など特殊な種類のビジョンを導入する場合は価格が高くなります。
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